海外に飛び出してみて感じた理学療法士の可能性

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りゅうき
みなさんこんにちは!

今回は私が海外に飛び出して感じた理学療法士の可能性について書いていこうと思います。

急に偉そうなこと言い始めましたが、私が感じていることをそのまま書きます。

私はまだ感じているのみでそれを体現できていません。

だからこの記事を書くことで自分にプレッシャーをかけさらに追い込みたいと思います。

自分以外にも、自分と同世代の理学療法士、またそれ以外の職種の方にも当てはまることがあると思います。

海外に飛び出した経緯はこちらをご覧ください↓

あなたは理学療法士について知っていますか?

理学療法士とは

理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。

「理学療法士及び作業療法士法」第2条には「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。

日本理学療法士協会HPより

http://www.japanpt.or.jp/general/pt/physicaltherapy/

その理学療法を行うのが理学療法士なのですが、その理学療法士が行うこと、働く場所は人によって様々です。

こちらのガイドにも様々な分野で活動する療法士が紹介されています。

ただ、実際のところ私たち理学療法士の多くは学生時代に様々な分野で活動する理学療法士を直接目にすることは少なく、主に病院で働く療法士の働き方を中心に学びます。

それが間違っているとは思いません。むしろ今後もその軸はブレないほうが良いと思いますし、どの分野で活動する療法士も病院で働く理学療法士が何をしているか。

病院で行われている理学療法はどんなものなのかは知っておく必要があると思います。

理学療法士が働く場所

これを見てもわかるように約6割の療法士が病院で勤めているわけです。

そのため大半を占めるフィールドをまず学び、実際の現場を体験することが効率的であり、実践的でもあると思います。

育成校がこの分野を重点的に学生に学ばせようとする姿勢はとても理にかなっていると思います。

理学療法士が知っておくべきこと

しかし、それだけしか知らないまま理学療法士になり、それだけしかしらないまま経験年数を重ねていくことはとてももったいないことであると思います。

狭い世界でのみ生きることに対するもったいなさは外にでないとわかりません。

今までの当たり前が当たり前でなくなる。そういった状況でしか人は成長できないと思います。

だから広い視野を持つことが重要なのではないかと思います。

もちろん病院にいるから当たり前のことしか経験できないというわけではありません。

病院にいても人によっては多様な経験ができます。

実際に私が病院で勤めているときは、ICUでの臨床、一般病棟での臨床、研究業務、学生指導などたくさんのことを経験し、その中で多くのことを経験しました。

ICUでは医師や看護師、薬剤師や臨床工学技士とともにカンファレンスを行い知識を共有したり、

一般病棟では看護師や作業療法士、言語聴覚士や栄養士とともに治療の方向性や栄養管理方法を考えたり

研究業務では企業と共同でロボットを開発するためにアイデアを出し合ったり、リハ工学士に相談しながらデータを解析したり

学生指導では学生から教育の難しさや自分の未熟さを教えてもらったり、ともに学びあったり

今振り返っただけでも本当に多くの人と関わり、様々な経験をしました。

単純に病院で臨床業務だけを行っていたら出会わなかった人、知らなかった知識、踏み入ることのなかったフィールドがたくさんあります。

今では元職場やそこで出会った人達、そして様々な学びを下さった患者さんに感謝しかないです。

だから僕は最近たまに聞かれる療法士が病院で働く時代はもう終わった的な発言には納得していません。

病院で働くことが悪いんじゃない。そこに甘んじて周囲を見ようとしない。動こうとしないことに問題があります。

病院ではたらく時代が終わったんじゃない。病院だけで働いて満足する時代は終わったんです。むしろそんなのとっくに終わってる。

気づいてない人が多く、それに甘んじて、勘違いして謎の自信だけ持っている人が多いんです。

そんな謎の自信なんて捨てて、かわりに危機感を持ったほうが良い。

自分がその組織から飛び出たときに個人で世の中の為になるような価値を生み出せるのかどうかという危機感を。

僕がここで言いたのは、どこでも動き方次第で色んな経験ができるということです。

僕の場合はたまたま運がよかったというのもありますが、僕は新人のときに尊敬する先輩や、上司の話を聞いて色んな考えを知りました。

その人達から僕が学んだことは

  1. 自分から動くこと。
  2. 迷ったらやってみること。
  3. 継続すること。

僕の場合は最後の継続することがすごく苦手で今でもそこに関してはまだまだダメだなと思っています。

目先の利益や結果ばかり気になって継続することがおろそかになってしまう。

僕自信そこを改善しない限り上には上がっていけないと思います。

逆にいうと、この3つが体現できれば案外どんなこともうまくいくんではないでしょうか?

多くの人はこと3つのどこかで挫けてやめてしまっているのだと思います。

これからの理学療法士に求められるもの

まだまだ若手でなにも知らない僕ですが、僕なりに感じるこれから僕達に求められていることをまとめます。

行動力

先ほど述べたことと重なりますが、まず行動を起こさなくては現状から何も変わりません。

行動にもたくさん種類があります。

理学療法士が行動するというとセミナーに参加したり、勉強会に参加したりとそんなことばっかです。

それももちろん行動ですが、それはあくまで単発的な行動で次に繋がらないことが多いです。

セミナーで新しい知識が増えて患者さんの生活が変わる。それは素晴らしいことですが、それではそこで終わってしまいます。

セミナーで新しい知識が増えて患者さんの生活を変えることができるほどの知識や技術を習得したのなら

それをアウトプットして次のステージに進まないと止まります。

例えばその手技の効果を検証するために論文を作成したり、教科書を執筆したり、SNSなどで発信するのも良いでしょう。

そうすることで自分が得た知識が他者へ広がり、最終的に患者さんに還元される。

自分1人では決して変えることのできなかった人の生活が変わるかもしれない。

それってすごくないですか?

そこまでしてやっと行動と呼べるのかなと思います。

そして他にも人に会ったり、自分が知らないフィールドに足を踏み入れてみたり

行動する範囲は無限大にあります。

その中で自分の武器を見つけなくては生き残っていけません。

先ほどのセミナーの例で生き残っていけるのはほんの一部の人です。

行動の幅は無限大にあるので自分なりの行動を起こしましょう。

分析力

行動をしていく中でもすごく大切なのが分析する力。

まず行動を起こさなくては分析するものもないのでまずはなにかしてからこの段階にくるのだと思います。

自ら動き始めると、様々な人、様々な情報に出会います。

僕は世の中の大半のことは嘘だと思ってます。

なので自分でやって納得したことを信じるようにしています。

その為には多少の犠牲は仕方ないのかなと。

ただその犠牲を最小限にする為に必ず情報を分析する力は身につけたほうがいいです。

療法士の給料が上がらないだのなんだの行って最終的にモノを売りつけたり。

とっておきの治療技術を教えてあげるだのなんだの行って高額のセミナー料を請求したり。

そんなわけのわからん分野には足を踏み入れなくていいです。

失敗することを恐れてはいけませんし、失敗からたくさん経験したらいいとは思いますが、

その中でこの情報を分析する力をつけることで失敗を成功に変えることができます。

皆さんは情報を得るときにしっかりと取捨選択してますか?

療法士はそのあたりのリテラシーに欠けるとよく言われます。

そこを克服することで可能性はもっと広がるのではないでしょうか?

影響力

これはもっとも難しい力なのかもしれません。

ただ、療法士としてだけではなく社会に出ている1人の人間として世の中に良い影響を及ぼすことのできない人は上には上がっていけない気がします。

影響力は成功を収めてから身につくものだという考えもあるとは思いますが、今の時代はそうでもない気がします。

自分の武器を見つけて、セルフブランディングし世の中に影響力を及ぼすインフルエンサーになれるかどうか。

それは身につけるべき一つのスキルであって、後からついてくるものではなく作り上げることのできるもののような気がします。

そのためには行動を起こし、いろんな世界に足を踏み入れ、情報を取捨選択し、自分に取り入れ、最後に他者に発信する必要があります。

起こす行動の中に、自分のロールモデルのようになるようなインフルエンサーに会いにいったり、その人の著書を読んだり、行動を真似してみたりするのもありだと思います。

そういった中で自分が少しでも周りに影響力が与えられるようになるころには色んな変化が起きているはず。

 

僕も今書きながら自分で自分を殴っているような気分です。

この壁は厚く険しい道のりですが、いろんなことを経験しながらも愚直に継続していくより他に手段はない気がします。

僕と同世代の療法士の皆さん。同じ悩みを持っている皆さん。

一緒に頑張りましょう。

まとめ

ポイント
  1. 自分から動くこと。
  2. 迷ったらやってみること。
  3. 継続すること。

的外れでもいい。最初は努力するベクトルが違っててもいい。まずやらないと間違っていることにも気づかない。

その途中で適切な情報を見分ける力、それを自分のものにする力を身につけて他者に発信し価値を生み出すことが重要。

僕のバイブルでもある漫画「宇宙兄弟」の中には人生で大切にしたい名言が数多くでてきます。

その中でも特に僕が大切にしている言葉を最後に2つ紹介します。

新しいモノを作ろうって話なんだ

最初は何だって”仮説”だろ

-出典「宇宙兄弟」14巻-

 

モノ作りには失敗することにかける金と労力が必要なんだよ

いい素材使ってるモノがいいモノとは限らねえんだ

だけど失敗を知って乗り越えたモノならそれはいいモノだ

-出典「宇宙兄弟」11巻-

中部国際空港からLos Angelesに着くまでの飛行機の中で僕は英語の勉強をするのではなく

まずは大切な人たちからの手紙やメッセージに目を通し、自分でもひくくらい号泣しました。

そしてそのあと宇宙兄弟をただひたすらに読み返しました。

新しいチャレンジをするときに勇気をくれるのがこの言葉達です。

この言葉を信じてまだまだ頑張らなくては。

ではSee you next time!!